こんにちは。
いつも見に来てくださって、有難うございます。
前回の更新から1ヶ月以上が経ってしまいました。
そうして久し振りの更新で、このようなお知らせをする事になるとは、私自身思ってもいませんでした。
タイトル通り、ヒメウズラの女の子:ましろちゃんが、9月30日(月)に眠りにつきました。
3歳8ヶ月。
我が家に来てくれてからは3年7ヶ月の鳥生でした。
長いので、お時間のある時に、ゆっくり読まれてくださいね・・・。
💡今回こちらの記事には、ましろの闘病前後がの写真動画が掲載されています。 これまでは通常の画像と同じサイズで掲載してましたが、(闘病中の様子と異なり)不快な方もおられるかも知れないという事で小さな画像表示に変更させていただきました。 画像をクリックすると別ウィンドウで通常サイズが表示されます。 可能な方のみクリックしてご覧になって下さいねー'23_03_20 ![]() 特に「写真等苦手な方は」スルーされる事をお勧めします。 |
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前回、お預かりをさせていただく少し前の8月。
これまでずっと安産で、軟卵などのトラブルも殆ど起こした事の無かったましろが、正常な卵の合間に、軟卵や異常卵を産むようになりました。
それでも9月に入り、3日(火)にしっかりとした卵を1個、5日(木)にも正常卵を産んだ後で、いつも通りの抱卵に入りました。
そんなましろに違和感を感じたのは9月10日(火)。
いつもの抱卵の合間のケージの掃除時に、抱いた時の事でした。
何となく口を開いてパクパク、開口呼吸をしているような様子を見せたのです。
その日は9月と言うのに37℃と暑く、連日エアコンを点けていた最中。
今年は異常な暑さで、動物達も熱中症で動物病院に運ばれる子達が多いと聞いていました。
その後、エアコンの温度をいつもより少しだけ下げて1日様子を見ていましたが、抱卵に戻ったましろの開口呼吸は直ぐに落ち着き、「ましろも、ずっと抱卵していて暑かったのかな?」
そんな風に思っていました。 「いつか病院に連れて行く時の参考になれば」と思い撮った、その時の診察用動画になります。
【ヒメウズラ】ましろちゃん開口呼吸初期:診察用動画
そんな翌日の11日(水)。
いつもの日課:朝食前の体重測定でケージから出した時、口を開けてパクパク。
開口呼吸を始めたましろちゃん。
幸いその日も、ケージに戻って抱卵後、ほんの少しすると開口呼吸はしなくなりましたが、「少し注意してましろを見守ろう」。
そう主人と話をしました。
そうして翌日の12日(木)も、同じく体重測定時に口パクパクが始まりました。
その日は、ケージに戻っても少し長めに開口呼吸が続いたましろは、抱卵する事も辛く感じたのか巣箱に戻ったり・出たりを繰り返し、最終的にその日の夜には抱卵を止めたのでした。
(大体1週間、いつもの抱卵期間・そろそろ終了する時期でもありましたが・・・。)
ここで違和感は異常に変わり、直ぐに動物病院へと予約を入れた私です。本当は、遠くのかかりつけ医(小鳥の病院)で診て貰いたかったのですが、開口呼吸をしている中での・長時間の車での移動にリスクを感じて、残念ではありますが、まずは近くの、こちらもオカメなどがお世話になっていた地元の動物病院で診て貰う事を選択しました。
そうして翌日13日(金)に、ましろを連れて診察へ・・・。
レントゲンを撮って貰ったましろちゃん。
結果、数ヶ所に異常が見られたものの、獣医師曰く「それが何か、はっきりとした原因は分から無い」との事。
そこで、まずは呼吸器系疾患:肺炎を疑って10日間の投薬治療を始める事になりました。 診察の結果ややり取りなどは、後日、ましろの闘病日記:記録として書いて行きたいと思いますので、今は大まかにかにお伝えさせて頂きます。
治療と今後に関しては、獣医師と綿密な打ち合わせ。
「食事や環境についてすべき事」の指示とアドバイスを受け、ここから、短く・そうしてあっと言う間の、ましろの投薬生活が始まりました。
10日間の投薬の合間に、うち1回ネプライザー治療。
17日(火)からは、レンタルした酸素濃縮器で作った酸素室の中での生活が始まったましろです。
初めての酸素室に試行錯誤した私ですが、同じく酸素濃縮器をレンタル・介護された経験のあるウズラ飼いの先輩や、鳥友達経由で知り合った鳥飼いさんの、具体的かつ詳細なアドバイスのお陰で、安定した酸素室を作る事が出来て、ましろの呼吸は少しずつ落ち着いて行きました。
お薬が無くなる頃には、床に撒いた餌も完食・少し体重も増え始める、そんな様子が見られるようになったましろちゃん。
唯一の不安は、早朝〜夕方19時位までは開口呼吸もほとんど無く落ち着いているものの、夕方19時頃〜早朝にかけての決まった時間のみ、開口呼吸が大きくなる事でした・・・。 こちらの動画も、診察時に先生に診て貰うために撮った動画になります。
【ヒメウズラ】ましろちゃん夕方の時間帯の開口呼吸:診察用動画
お薬が無くなった23日(月・祝)に、携帯酸素ボンベを持参して再診察へ行ったましろちゃん。
この時は、車の移動〜診察待ちをしている当初、ほとんど開口呼吸をする事も無く、「確実に良くなって来ている・・・?」とさえ思えた私達でした。
(前の患者さんの診察時間が30分程長引いてしまい、待っている間に、環境変化から来る緊張で再び開口呼吸が始まってしまい、獣医師の機転で病院の酸素室に入れて貰ったましろです
。)
診察では、前回撮ったレントゲン写真とましろを見ながら、10日間の投薬の間に撮った動画やましろの時間限定で起きる開口呼吸の様子などのお話を。
獣医師も、(肺炎には見られない)時間限定で起こる開口呼吸の原因が分からず、頭を悩ませておられました。
そうして、症状や年齢的な事も合わせて心疾患(心臓の方)を疑い、心疾患用の投薬を2週間行なう事になったましろです。
最終的には、レントゲンでは分からない事がはっきりと写って分かる、CTを撮る事の出来る遠くの動物病院で、原因の検査して貰う事も提案されました。
かなりリスクのある難しい選択肢だったので、「まずは心疾患用の投薬をして経過を見てから」、と言う事でお話させて頂きました・・・。
ただ、ましろを直接連れて行って診て貰う事は出来ませんが、せめて(了解を得た上で)スマホで撮ったレントゲン写真と・これまで撮った経過(診察用)動画を見ていただき、「少しでも何かが分かれば〜」との思いから、セカンドオピニオンとして、遠くのかかりつけ医(小鳥の病院)へ行く事を決めて、先生にご連絡・快諾・予約を入れた私です。