注)今回は糞の写真が数枚含まれています。
こんにちは。
いつも来て下さり有難うございます。
早速ですが、今回は前回の続きで「ポポちゃん、病院に行ってきた、その結果」になります。
- 糞の状態について・・・
=「確かに正常な糞に比べると細くて尿も多め」だそう。
=「けれど、”多尿”と言うほど極端に多い訳でも無さそうですね。」
=「糞も細いけれど、換羽がだらだら続いたりする子だとこういう糞をする子
もいるので、ポポちゃんもその状態だと言えばそうですね。」
↓病院に連れて行った際の、移動用ケージにしていたポポちゃんの糞状態です。
=糞検査の結果は「多少消化不良気味の物が見られますが、悪い菌がいる訳で
も・腸内細菌のバランスが崩れている訳でもないです。」 - 換羽がだらだら続いている状態について・・・
=触診をしている間にも大小の羽毛がハラハラ抜けており、「確かに羽は抜け
続けている状態ですね^^;。
=「新しい筆毛も出来ていますが、 抜ける羽も多く、換羽が終わりきらない
(追いつかない)状態のなのだと思います。」
=「ダラダラ換羽が続いているので、確かに本鳥の体力も肝機能も疲れている
状態だと思います。」
=「それが”水をよく飲む”−”多尿気味”にしている可能性は十分にあると
思います。」
- 本鳥の体について・・・
=「触診では肉付きも良く体重も85gと標準内で健康体ですね♪」
=「(元々変形している)下口ばしも”極端に伸びていて不自由そう”という訳
では無く、まだ形を揃えるほどでもないです。」肝機能が弱っていると、口ばしの変形が目立ったり・伸びるのが早かったり
する為。
↓以前載せた、下口ばしが変形して・噛み合わさらず伸びている様子。
=毎回経過観察して貰っている「発情による軽度のヘルニア」も、全く問題無
く・変化も無いです。(発情も落ち着いている。)。
- 結論・・・
=これまで換羽がだらだら続いている時用に常備していた薬を与えても、換羽が
終わらず・多飲多尿っぽく改善が見られないとの事。
=「年齢上も15歳と言う事で、肝機能が以前より弱ってきている可能性は
りますね・・・。
=「それでこれまで処方して来た薬では効果が薄くなってきている可能性も〜考
えられるかと思います。」
=「ひとまず2週間、これまで処方してきた”肝機能補助”の薬よりも、”も
う少し踏み込んだ薬を処方してみて、経過を観察してみましょ
う。」
=「抗生物質を投与するほどではないので、今回は抜きの薬で。」
=「2週間与えて見てそれで換羽・糞の様子が改善されればそれでひとまず様子
を見てみて下さい。