少し前、チョコちゃん亡き後、くららちゃんの診察のお世話になった訳ですが・・・。
くららちゃんの診察時に、亡くなったチョコちゃんの、亡くなる前後のデジカメ写真・動画(パソコンに取り込んだもの)を診て頂き、出来るだけ詳しく最後のチョコちゃんについて教えて頂きました。
以前ブログにも載せた動画を観て頂いた結果、憶測ではありますが、
- そのうの位置に白い風船のようなものが見える点
・・・多分そのう。
・・・空気か水が溜まっており、それで呼吸が苦しかったのではないか?
- 目はつぶったままで呼吸が荒い状態だったので、その頃にはもう意識は無く・昏睡状態だったと思われる。
- 胸骨がかなり飛び出てしまっていてガリガリの状態だった。
- それとは逆にお腹の辺りは多分、かなり肥大していたと思われる。
- 腫瘤は出来る場所にもよるが、鳥専門医でも初期では見つけにくい事が有る。
見つかった時にはかなり肥大していて末期の時もあるので、(断定はできないが)チョコちゃんもそうだったのかも・・・。 - 良性・悪性・ゆっくり進行・急性かも組織検査してみないと分からない。
- 亡くなる直前に糞をしていたので(お尻についていた写真を見て)、食べた物は(栄養が吸収されていなくても)腸の活動は出来ていたように思われる。
後日かかりつけ医にもチョコちゃんが亡くなった事をご報告しましたが、動物病院の鳥専門医にも、
- チョコちゃんは最後まで食事・糞をして本当に良く頑張った。
- 7歳半も生きてくれた長寿ヒメウズラだった。
- ヒメウズラ(ウズラ全般)に関しては、診察も病理解剖等も、セキセイ他の鳥に比べてはるかに少ないので、確実に「こう」と言える状態にはまだまだ無く、診察も・亡くなった後の診断(?)も憶測でしかないのが残念な所。
- 正確な診断を望むのであれば臨床解剖するしかないが(前もって聞いていました)、「亡くなった後にも体を傷つける事に抵抗」を感じて、そこまで出来るウズラさんは滅多にいないので、憶測の域を超える事が出来ない。
・・・私達夫婦も「そこまでは〜」と思っていましたので、ウズラ界の医学進歩にはお役に立つ事が出来ませんでした・・・。
- 精巣腫瘍に関しては、セキセイでも3種類あり、ろう膜(鼻の色)が女の子色化するのはそのうちの1種だけ。
なので、ヒメウズラに関しては尚更未知数で、「こう」と診断基準になるものもない。 - 羽毛の色の変化など、あくまでも憶測の範囲でしかなく、病理解剖した訳では無いので、断言できないし専門医にもそれが本当なのか分からない。
こうなれば精巣腫瘍と判断する事はセキセイ達よりもかなり難しい。
鳥でさえようやく専門医が出始めて、これから〜という所なのですから(もちろん地方はまだまだですが・・・)、ヒメウズラのようにもっと診察頻度の低い・海外からの情報も入ってこない鳥さんでは、診察自体も難しいのでしょうね・・・。
もっともっと鳥さんも、他の品種も見られるような環境が、日本でも作られる事を願いたいです・・・。
ヒメウズラもいつかまた飼える事を願いつつ、暫く色々とネットで調べて勉強しようと思います(本が有ればよいのですが・・・。)
↑同じく主人の手の中でくつろぐチョコちゃん。以前も別の写真を載せた事が有りますが、心臓に悪い姿勢でした。・・・まさかこの姿勢とほぼ同じ姿で亡くなるとは思いませんでしたが・・・。
・・・そんなチョコちゃんの永眠に関する(憶測)ではあるものの、貴重な情報を頂き、少し心が納得した私なのでした。
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