こんにちは。
いつも見に来てくださり、有難うございます。
とても励みになっています。
現在、鳥さんのお預かりをしており、今日1月15日はお預かり12日目になります。
そんなお預かりと・預かり日記の最中ではありますが、前日1月13日に、名古屋で行なわれた認定NPO法人TSUBASAが主催する、愛鳥塾へと行って来ました。
↓
今回の愛鳥塾は、TSUBASAで行なわれている里親会(MTB)についてのお話・希望者との仮登録面談と、「この子と仲良くなれるかな」と言うお話の、主に2つのお話から成る講演でした。
●通常の里親会(MTB)の流れとバーチャルMTBの流れ:
通常、ショップなどから鳥さんをお迎えする場合、「人が」販売されている鳥さん達を見て、「この子がいいな」と選び・決めるのに対して、TSUBASAの里親会では「鳥が人を選らぶ」と言う、ショップと逆のコンセプトスタイルを取っている事は、これまでも聞いていました。
ですが、その理由については、「鳥と人との相性があるから」と、漠然と思っていたというのが本当の所でした。
色々な理由が説明されていましたが、その一つがとても印象深かったです。
「ショップで購入する鳥=主に雛」の場合、お迎えしたその時から飼い主さんと鳥さんとの関係がスタートし、これから先の信頼関係などを一緒に行動して築いて行く事が出来ます。 ですが、TSUBASAで新しい飼い主さん(里親)を待っている鳥さん達と言うのは、既に「どこかで飼われていた鳥さん達」=これまでの飼い主さん達と築いてきた経験がある、と言う事。
1からスタートするショップの鳥さん達と違う鳥さん達は、これまでの生活の中で培ってきた週間・性格・好き嫌い・得意不得意の好み・癖も思いもあります。
お迎えする新しい飼い主さんは、それぞれの鳥さん達が培ってきたそうした事柄を、改めて「新しい飼い主さんのスタイルに合わせる・合わせ直させる」のではなく、「(相性も含めて)鳥さんに合わせる」と言う事なんですね。
その鳥さんが、これまでどういう環境で・どのように育って来たかを良く知るために、知ってなお、その鳥さんをお迎えしたいか・お迎え出来るかどうか、その鳥さんとのこれからを過ごして行く事が出来るのか、里親さんも鳥さんも、お互いの相性をよく見極めるために、TSUBASAの里親会では、仮登録後通常(関東県内は)最低でも3回、鳥を見に行く事が決まっている、と言う事が印象的でした。
(理由は他にもありましたが)
バーチャルMTBは、手続きを少し簡素化して、1回ほど訪問回数を減らす(計2回)事で、関東県外の遠くから、鳥を・相性を見に行くためにかかる負担を少しでも減らし、「遠くにおられる愛鳥家の方でも里親になれる機会を作れたら・増やせたら」と言う思いの元で作られた、まだ出来てばかりの里親会だそうです。
今回、私が参加した講演会で行なわれた里親会は、こちらのバーチャルMTBになります。
そうして、繰り返し訪問して行く中で、サイトで見て・仮登録をした時には「この鳥さんが良い」と思っていたものの、別の鳥さんと出会い・結果、別のご縁でその鳥さんをお迎えする事になったケースがある事、あるいは「どうしてもこの子をお迎えしたい」と思っていても、相性やお互いの事情でお迎えする事が出来なかったケースもある事、ご縁は最後の最後まで分からない事を知りました。
その、これまでTSUBASAで起きた、色々なケースのお話も聞かせていただき、と共に、講演の最後にはTSUBASAでお世話をされていた時と、里親さんにお迎えされた後の、鳥さんの比較写真がスライドに写されて、新しい里親さんに巡り合えた鳥さん達の幸せそうな表情一杯の姿を見せて貰う事が出来ました。
私は繰り返し、こちらのサイトで書かせていただいているように、諸事情から「もうこれ以上、鳥は増やさない」と決めていますが、こうしたお話や里親さん・鳥さん達の姿を見せていただくと、「やっぱり、鳥との出会いは良いなぁ」と思ってしまいますね。
●〜この子達と仲良くなれるかな〜(前半・後半):
こちらでは、MTBのお話を交えながら、「人に慣れていない鳥、諸事情から、人に対して不信感を抱いている鳥との信頼関係の築き方」「呼び鳴きや噛みつき癖等々、困った問題行動をする鳥とのお付き合いの仕方・対処法」などのお話がされました。
鳥が取る行動には「理由」があること、その理由を、よく観察して理解した後は、その行動を「良い方向へ修正・関連付けて対処する」ためのルールなど、TSUBASAにいる鳥さん達を実際に例に挙げながら、お話がされて行きました。
こちらのお話をして下さったのは、ALETTA 代表 石綿 美香先生。
全国各地で講演を行なわれ、私もこれまで、BLA2級認定講座でお話をお聞きした事があった先生でした。
そうして、我が家の鳥=特に18歳になったオカメインコは、もう高齢で・特に困った癖と言うものはありませんが、「どんな年齢でも、行動は対処・修正する(治す)事が出来る」と言うお言葉が心に残った、そんなお話でした。
こちらの石綿先生のお話は、書き言葉ではなかなか説明しにくいものがありますので、お近くで講演される時がありましたら是非、直接お話を伺って欲しい、と思います🎵。
(お話の仕方も、ユーモラスに溢れていてとても面白く、あっと言う間に時間が過ぎてしまいます。)
そんな愛鳥塾の後は別のお楽しみ。
BIRSITTRRS会員でもあり・鳥友達でもある、お友達とのお茶会&夕食会でした。
残念ながら都合が合わなかったり等々で、お友達と私、2人だけでのお茶会&夕食会でしたが、講演が終わってから「サヨナラ」のお別れまで、約6時間。
あちこち場所を変え・普段メールやLINEでは(文字を打つ時間がもどかしくて)なかなか出来ない話で盛り上がり、あっという間に過ぎていった時間でした。
今度は、今回都合が合わなかったお友達とも一緒に、皆でお会いしたいな、と思わされます。
そんな今回は、ちょっと軽めのご報告日記でした。
鳥さんのお預かりも折り返し。
あと数日になりました。
1月3日にはポポがお迎えして18年に、ヒメウズラ達は14日に元親さん宅で産まれて3年になりました。
こちらの日記も、お預かり日記と平行して、あるいはお預かりが終わってから、ゆっくりと書いて行きたいと思います。
これからも、宜しくお付き合いくださいませ。
最後まで読んで下さり、有難うございました。
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大阪でも去年の愛鳥塾と近い日にバーチャルの里親会あったけど、私はそちらは参加しなかったようです。鳥友さんからお聞きしてそういえばそうだったと...?
横浜小鳥の勉強会やとりきちさん勉強会によると鳥はさし餌からしなくても懐くし、むしろ親と長い間一緒に過ごす方が心の安定した子になるし色々学んでよいそうですね。
でも日本のペットショップって全然浸透してなさそうですね。
TSUBASAさんなどから途中で里親になっても十分懐いた話も去年の愛鳥塾で聴講しました。
私も今後鳥さんと暮らすとか今は全く考えてないし、レモンちゃんと暮らしながら私の最後のインコちゃんと思っていました。先のことはどうなるかわからないですが...。
で、鳥さんに関する勉強はしていきたいな...とは思います。
(アメブロから)2019-01-16 12:09:25
コメントをありがとうございます。
ゆうさんの言われるとおり、少しでも長く一緒に居られる事が本当に一番ですよね。
幸いポポは、お迎えした当時には想像もつかないほど、長生きしてくれているので、嬉しく思います。
茶子があっと言う間だった分、他の子たちにも、少しでも長い死して欲しいです。
ゆうさんは横浜小鳥の病院やとりきちさんの勉強会に行かれていますよね。
私が住む地域にも来てくれると、私も参加出来るのに・・・といつも思います。
なかなか遠くまでは行く事が出来ないので、ゆうさんの行動力にも見習いたいです(^^ゞ。
私もゆうさんと同じで、今はこれ以上鳥を増やす事は考えていませんが、鳥さんに関する勉強は続けて行きたいなと思っています。
一緒に頑張りましょうね(#^.^#)。
(アメブロから)2019-01-17 04:20:55
鳥さんに限らず全ての動物に言える事ですが、人に不信感が抱いているケースが1番心が痛みます。
動物達は何も悪くは無いのに…。
人と動物がお互い幸せである事が絶対条件だと思っています。
新しい里親さんに出会い、残りの時間を幸せに過ごせるように祈るばかりです。
> ちかぞーさん
いつもコメントを、ありがとうございます。
また今回は、鳥さんの講演会について読んで下さり、こちらもありがとうございます。
人間不信と言うのは、本当にどの動物にも言える事だと、私も思います。
もう少し、優しくなれないものでしょうかね・・・。
「自分がされたら〜」と、置き換えて考える事が出来たら、気持ちはかなり違うのに、とも思います。
そんな心に傷を負った(今回は)鳥さん達が、新しい里親さんの下ではそれ以上に幸せな鳥生を贈って欲しいと願うばかりですね。
こんな制度が、全ての動物(ペット)業界に増えてくれる事も願いたいです。